繋がれて行くもの

2004年4月20日
 うまくは云えそうにないけど綴ってみる。
 リネの世界に生れ落ちて、初めての人との接触は
 魔法を覚えに、エルフの森の外れにある洞窟へ行った帰り
 死にそうになってランテレしてしまった時だろうか。
 それまで公式でのガイドのみを頼りにふらふらしていたのに
 予想外の場所、ここが何処であろう?立ち尽くして途方にくれる。
 エルフの森の地図を見たところで分りようがなく。
 ここで初めての決意をする事となった。
 誰かに尋ねなければ・・・
 出来るだけ同族の人がいいと思い、思い切って声を掛ける。
 女エルフさんだった。
 無視された><
 (今考えれば単なるROMだったと思われw)
 その様子を訝しく思ったのかもしれない。
 男エルフさんが救いの手をだしてくれたのだ。
 「どうした?」
 「ここがどこだか分らなくて、エルフの森に帰りたいのですが」
 その人は、マザーツリーまで案内してくれた後、
 颯爽と去って行った。
 「困った事があったらWISくれ」 
 とだけ言い残して。
 ・・・結局その人とはそれっきり。
 何故ならその時、友達登録もWISの仕方も分らなかったから。
 でも、今でもその時の恩は忘れたりしない。
 初心者らしき人が居て、助けを求めるようなら出来るだけ助ける。
 それが私が最初に教わった事だから。
 
 生成という行為にしても同じ。
 何人かの人の手を経て、結実させ。
 武器や防具として、人の手に帰る。
 そのつながりが好きなのかもしれない。

 例えば、もう引退してしまった友達がいたとして。
 その人が過ごした時は、たぶんその時だけでは終わらない。
 ほんの少しの縁であろうと、彼の人の「親切」という
 最初の教えを、私が重んじる様に。
 誰かの中で息づいているのだと。
 

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